2010年03月12日

介護業界、厳しい春闘…待遇改善・賃上げ国頼み(読売新聞)

 景気低迷で主要な労組が今春闘の賃金改善要求を見送る中、約5万8000人が加盟する職業別労組「日本介護クラフトユニオン」(NCCU)は、月給1万円以上の賃上げなどを求めて交渉している。

 低賃金にあえぐ業界にとって、待遇改善は喫緊の課題。だが、国が決める介護報酬に経営が左右される特殊事情から、「大幅な賃上げは困難」と悲観的な声が労使双方から出ている。

 「30代半ば。ラストチャンスと思った」。首都圏の訪問介護事業所で働く男性(34)は昨年、上司に内緒で公務員の中途採用試験を受けた。結果は不採用だったが、「介護の仕事では暮らしが安定しない」と転職を目指した理由を語る。

 男性は、約250人の訪問介護サービスを担当する営業所の所長。約20人いる介護士の訪問先手配や利用者の苦情対応を担う。携帯電話は利用者からの問い合わせで昼夜鳴る。妻と長女の3人家族で、月給は手取り約21万円。ローン返済などを差し引くと、手元にはわずかなお金しか残らない。

 財団法人「介護労働安定センター」によると、介護労働者の平均賃金は月約21万円で、全産業平均(約29万円)を大きく下回る。

 男性は、NCCU分会の書記長として経営側と交渉する立場でもあり、NCCUの要求「月給制で1万円以上、時給制で60円以上の賃上げ」を経営側に示した。だが、所長として経営の苦しさも知っているだけに「介護報酬頼みの経営は不安定。大幅な賃上げは期待できない」と語る。

 中小の事業所では、要求に対する回答さえ得られない労組もある上、そもそも労組がない事業所も多い。NCCUの組合員は全介護労働者の5%以下だ。

 ある経営者は「賃上げを統一要求すること自体、現実離れしている」と話し、労組幹部は「春闘要求は、他産業との格差是正を段階的に図るため、労使一体で国に介護報酬増を求めるスローガン的な意味合いが強い」と打ち明ける。

 民主党政権は、介護労働者の平均賃金4万円増を公約に掲げてきた。政府は昨年10月、待遇改善を行った介護事業者に交付金を支給する自民党政権時代から計画されていた新制度をスタート。正職員換算で1人月1万5000円の賃上げに相当する補正予算を組んだが、看護師や事務職が対象外となるなど、現場には不公平感が残る。4万円増についてはまだ具体化していない。NCCUの河原四良会長は「結局は、介護報酬アップなど、すべての労働者の待遇改善につながる国の政策が必要」と訴える。介護報酬 介護保険制度で定められた介護サービスの公定価格で、訪問介護や通所介護などサービスの種類ごとに決められている。報酬額の9割は保険料と税から支払われ、残り1割を利用者が負担する。3年に一度見直され、2000年の制度開始後、03、06年と引き下げられたが、昨年4月の改定では3%引き上げられた。

<犬繁殖業者>狂犬病予防法違反容疑などで逮捕 兵庫県警(毎日新聞)
覚せい剤使用目的を示唆=JAYWALK中村容疑者−警視庁(時事通信)
<民主党>子ども貧困解決に向け議員の会(毎日新聞)
高校無償化法案の付則修正=公明の要求受け−与党3党(時事通信)
<スカイマーク>機長交代不適切 国交省が会長らに厳重注意(毎日新聞)
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2010年03月11日

新幹線台車破損 ギアカバー 油漏れ車内に煙(産経新聞)

 3日午後8時40分ごろ、山陽新幹線西明石−新神戸間を走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」(16両編成)の12号車の乗客から「車内で『バチバチ』と音がして煙が充満している」と110番通報があった。

 JR西日本は新神戸駅で運転を打ち切って点検したところ、12号車の車体下部にあるモーターの駆動を車軸に伝えるアルミ製の「ギアカバー」が破損し、油が漏れた跡が見つかった。破片がオイルホースを傷つけ、油漏れにつながったとみて兵庫県警などで調べている。

 神戸市消防局によると、気分不良を訴えた乗客の男性(27)が病院に運ばれ、軽症。

 JR西によると、のぞみ56号は最新鋭車両のN700系。乗客は約600人だった。新神戸駅で停車した影響で、山陽新幹線は上下線で一時運転を見合わせた。

 消防局によると、破損が見つかったのは12号車の右側前寄りの車輪付近。

 兵庫県警によると、複数の乗客が12号車前方の天井付近から白い煙が出たと話している。漏れた油が飛び散り、走行中で熱を持った車体下部の金属に触れて白煙が上がったとみられる。

                   ◇

 ■「ゴゴゴ」床下から異音

 「ゴゴゴと床下で人が暴れているような音が響いた」。のぞみ56号12号車の複数の乗客の話を総合すると、最初に異変を感じたのは新幹線が岡山駅に停車する前後だった。

 「ゴゴゴ」という音とほぼ同時にビニールが焼け焦げたようなにおいが立ち込めた。乗客の一人は「姫路駅を過ぎて、においに気分が悪くなった途端、白い煙が一気に広がった」。乗客は左右を見回して落ち着きのない様子になった。

 その後、座席上の棚の上は煙で真っ白に。12号車の中央付近にいた男性会社員(34)がたまりかねて8両目にいた車掌を呼びにいった。「煙が充満している」。車掌はようやく事態を把握し。新神戸駅に停車する前には12号車の乗客は自主的にほかの車両に避難を始めていた。

医療チームをチリに派遣=鳩山首相「支援への第一歩」−政府(時事通信)
<茨城空港>採算は視界不良 定期便2路線で11日開港へ(毎日新聞)
<谷川参院幹事長>舛添氏に講演の真意ただし不問に(毎日新聞)
徳之島で移設反対集会、町長が声明読み上げ(読売新聞)
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2010年03月10日

長男、長女も銃撃で失血死=一家4人死亡火災−群馬県警(時事通信)

 群馬県伊勢崎市の石材業藤生一郎さん(53)方で4人が死亡した火災で、県警境署は7日、長男裕介さん(26)と長女早織さん(24)の死因について、拳銃で胸を撃たれたことによる失血死と発表した。2人とも胸から背中に実弾が貫通しており、即死状態だったという。
 火災は5日午前9時ごろ発生し、藤生さん方が全焼。妻啓子さん(53)も胸を銃で撃たれ失血死し、一郎さんも口から後頭部に実弾が貫通し、脳挫傷で即死状態だった。夫婦の寝室から拳銃、車からは遺書が見つかったほか、一郎さんが経営する会社が1億円前後の負債を抱えていたことから、同署は藤生さんが一家心中を図ったとみている。 

【関連ニュース】
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夫婦にも銃創、近くに拳銃=一家心中か、全員の身元確認
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